テザー、第2四半期に約7400億円の純利益を計上──米国事業への投資は約6000億円 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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テザー、第2四半期に約7400億円の純利益を計上──米国事業への投資は約6000億円

  • ステーブルコインのUSDTを発行するテザー・インターナショナル(Tether International)は、2025年第2四半期の純利益が49億ドルであったと発表した。
  • テザー社の保証報告書によると、負債1571億ドルに対し、1625億ドルを超える準備金を保有していた。
  • USDTの供給高が第2四半期中に130億ドル増加したことを受け、テザー社の米国国債への投資額は1270億ドルを超えた。

時価総額最大のステーブルコインUSDTを発行するテザー・インターナショナルは、第2四半期の純利益が49億ドル(約7400億円、1ドル=151円換算)に達したと発表した。

会計事務所BDOによる最新の保証報告書によると、テザー社は1571億ドルの負債(発行されたUSDTトークン)に対し、1625億ドルを超える準備金を保有していた。これにより、超過準備金は54億ドルとなる。

直接保有分や、マネーマーケットファンドやオーバーナイトリバースレポ契約などの金融商品を含む米国国債への投資額は、第2四半期中に130億ドルを超えるUSDTを発行したことで、1270億ドルを超えた。

テザー社は、年初来の経常利益が31億ドルに達し、金とビットコイン(BTC)の価格上昇によって、時価評価による26億ドルの利益を計上したと述べた。

保証報告書によると、テザー社の6月30日時点でのビットコインの保有高は約89億ドルに上り、これは8万3200枚以上に相当する。

テザー社は、収益を人工知能(AI)、再生可能エネルギー、デジタル通信への投資に振り向け始めており、これまでに米国を拠点とする事業に約40億ドルを投資したと発表した。

これには、キャンターフィッツジェラルドが支援する特別買収目的会社(CEP)との合併による上場を目指すビットコイン財務戦略企業XXI Capital、動画共有プラットフォームRumbleへの投資、そして自社の暗号資産ウォレットの開発が含まれる。

今回の決算報告は、ステーブルコインがより広範な金融システムに急速に統合されつつある中で行われた。米国では、ステーブルコイン分野を規制するためにジーニアス(GENIUS)法が成立している。

テザー社のCEOであるパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)氏は今月、CoinDeskとのインタビューで、新しい法律を遵守し、米国でオンショア版のステーブルコインを発行すると述べている。

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